「はい」なのにNo?

こんにちは。英語教室MAGICの綿貫りえ子です。
今回は中学の教科書にも出てくる「~ではないですか?~しないですか?」という否定疑問文についてお話します。
日本語でも同じ言い方はするのですが、厄介なのがその答え方です。

日本語ではそうではない時「はい」(そうではありません)と答えるため、つい英語で”Yes.”と答えたくなってしまいます。
でもそれだと、「いいえ。そうです!」と内容を肯定することになってしまいます。
例えば
Aren't you his brother? あなたは彼の兄弟ではないのですか?
と聞かれて、
実際兄弟ではないのに「はい」のつもりでYes.と答えたら「いや、兄弟だよ」となり、No.なら「うん、兄弟ではない」というわけです。
日本語「はい」は相手の言ったことを肯定する、一方英語Yesは内容を肯定する、とよく説明されます。

でもこの説明ではとっさにYes,No, はい、いいえ、を使い分けるのは難しいと思います。
そこで、私が教えている簡単な方法を紹介します。
英語ではYes,I'm not. Yes,I don't. No,I am. No,I do.
とは絶対に言わないので、YesかNoかで迷ったら、先ず内容の文を作り
I'm not his brother.と否定文ならNo!を。
I am his brother.と肯定文ならYes!を持ってくればいいのです。

ここは日本語を介さないで、感覚的に分かることが大事なところで、私はnotを入れるときは首を振ってNoだな、と覚えた記憶があります。
一度覚えればこの感覚は忘れません。是非頑張ってみて下さい。

11月22日近所に開店したヨークフーズ中浦和店とアドバルーン
最近の生徒は実際のアドバルーンを見たことがないと聞いていたので開店当日に写しました。
英語でad(広告)が出た時の説明に使おうと思っていましたが、調べたところad balloonではなくadvertising balloon でした。
2023/11/30