日本独自の学校の習慣諸々

こんにちは。
英語教室MAGICの綿貫りえ子です。

昨日高校生と易しい英文読解をしていた時のことです。
日本の高校で学んでいる留学生Cindy が母国の友人に宛てた手紙(今ならメールでしょう)という設定です。

An interesting thing happened at lunch time on my first day at this school. After the fourth class finished, suddenly my classmates began to eat lunch in our classroom! And they put their lunch boxes on their own desks! I couldn't believe it.

ザックリ訳すと、Cindy の国では学校の机は勉強するためにしか使わないので、それと同じ机でlunchを食べることに戸惑った、
という内容です。

これを読んだ高校生の感想はというと、
「えー!そんなことに?」

「そうだよね。日本じゃ当たり前の事だもんね。
でも当たり前の事って外から見ないとなかなか気付けないものなんだよ」と私。

アメリカ辺りではlunch は校内のカフェテリアとか別に食べるところがあるからでしょう。

lunchといえば9月19日の読売新聞にアメリカ人の学者が日本とアメリカの子供のお弁当の違いについてコメントしていました🍱

知り合いの日本女性は栄養のバランスを考えたお弁当を丁寧に作るが、アメリカでは子供の好きなものをただ紙袋に入れて渡す
と書いていました。
イメージではピーナツバターサンドイッチや丸ごとのリンゴくらいですが、他にはどんなものが入るのでしょう。

それで思い出したのが、時間割にも組み込まれている「そうじの時間」です🧹

日本では当たり前のように子供達が学校中を掃除しますが、アメリカでは掃除業者がするようです。

そりゃあ子供達は楽だしきれいにもなるけど、そうじの時間があるのも評価したいと思います。

以前外国語指導助手のALTに聞いた話ですが、小学生低学年の子が冬の寒い日に冷たい水でぞうきんを絞り床を磨いている姿に驚いたそうです。そうなるともはや修行ですが。。。

そんなこんなを高校生に話した授業が終わって、その日の新聞を開くとなんとタイムリーなことに下の写真を発見!(机にはしっかりmyぞうきん掛かってますね)
皆さんおなじみの上履きですが立派に日本独自のものですよね。その上履きが無くなるってどういうこと??

読めばいくつか理由はありましたが、すべての学校ですぐに廃止になるわけでもないことが分かり安堵しました。

でも時代は変わる、ですね。いつか土足で学校に入るのが当たり前になる日が来るのかもしれません。

改めて見ると日本の子供たちはよく働きますね。給食の配膳をし、掃除をし、上履きは持ち帰って洗う。えらい!

それからお弁当作りをしているお母様方、ご苦労様です!

2021/9/22