ワンオペ育児

本文こんにちは。
英語教室MAGICの綿貫りえ子です。

今回も私事となりますが、
my daughter's husband (my son- in- law) は、それはそれはよくできた人で子煩悩のイクメンでもあるのですが、仕事柄家を空けることが長期間に及ぶことがあります。

それって最近よく聞くようになった(一時的)ワンオペ状態では?とふと思い、語源を調べてみました。

ワンオペの元はone-man operationで、外食チェーン店などで従業員一人がすべての業務を切り盛りすることが問題になった時から使われるようになった言葉で、これがママたちの(夫の協力が得にくい)家庭内労働に通じるということで、ネット上をして中心に広がったそうです。

さて、これを英語でどう言うか、
ですが solo-parenting と言えば通じるそうです。
しかし日本でいうワンオペ育児自体の概念はない、ということでした。

そう、必要がなければ言葉は生まれませんからね。
(ちなみに、single mother が育てる場合は single-parenting です)

ところで、私が one-man で思い出すのは今や普通の ワンマンカー(バス)です。以前はバスには車掌さんがいたんですよね~。

こちらはなんと元祖ワンオペ!でした。
one-man operation(OMO)や driver-only operation(DOO)等と呼ぶのですね。

尚、英語のone-man にはワンマン社長、という時のようにネガティブな意味合いはありません。
ワンオペ育児も決して良い意味で使われているわけではありませんものね。

子育てに対する人々の意識が変わり、制度が整い、いつしかこの言葉が使われなくなることを願います。
Enjoy parenting!

2021/10/10