「セルフレクチャー」

こんにちは。英語教室MAGICの綿貫りえ子です。

「セルフレクチャー」という言葉を、先月9月29読売新聞夕刊で知りました。
18歳で司法試験に合格したという大槻凜さんが、司法試験の予備校(ウェブ講義)で教わった方法ということで記事には、

勉強法の一つは、テキストを開き、「今日は○○という単元を進めよう」「この言葉の定義は○○だ」と声を出して自分に講義する「セルフレクチャー」最初の講義で教わった方法を続けた。

とありました。

人に教えるのが一番の勉強になることはよく言われることで、当教室でも度々生徒に理解したことを説明する時間をとるようにしています。

ただ、自分の言葉にして人に説明するには、生半可に理解しているだけではなかなかできません。

なんでも学習定着率を計るラーニングピラミッドというものによると、講義を聞いただけでは、知識の定着率はたったの5%ですが、他人に教えることでそれが90%にもなるとか!

これを応用して自分に講義するのが「セルフレクチャー」なんですね。

知識の定着を促す手段として、当教室でもより有効に取り入れていこうと思います。

めざせ、人に教えられるまで!

ところで、くだんの大槻凜さんですが、この方法を最初の講義で教わって続けた、とありました。
しかもウェブ講義でです。同じ講義を受けて、これを続けられた方はどれくらいいらしたのでしょう。
他にも勉強法はあったみたいですが、続けられる、ということが彼の一番の強みなのだと思いました。脱帽。

2021/10/18