挨拶について

山形で出会った少年たちに教わったこと

こんにちは。英語教室MAGICの綿貫りえ子です。

今月中旬に母と山形の娘のところへ行った時のことです。

泊まった宿でお風呂に私たちが入ったと同時に、隣接する男風呂の方から小学生たちの賑やかな声が聞こえてきました。

しかし浴室二つの間の壁の上部が大きく空いているため、声の反響がありすぎるうえ湯船に飛び込む音まで聞こえてきて少々閉口していました。
少し静かにして貰いたいことをどう伝えようかと考えていたところ、母が
「そんなに飛び込んでたらお湯が無くなっちゃうわよ」
と声をかけました。

そしたらすぐに
「大丈夫です!まだたくさんありますから」
と元気に返答してきました。

そして次にこちらにかけてきた言葉が
「こんにちは!」

そうだ。見ず知らずのもの同士、先ず挨拶だよな。
とハッとしました。

こちらも「こんにちは」と返し、
それからお互い顔が見えないまま湯船での会話を楽しみました。

小国町からここ東根まで野球の試合に来たこと。
小国町は森林が96%を占めていること。
自分たちは小学4年生と6年生の四人でほかのメンバーは別の宿に泊まっていること。
私たちが何の用でどこから来たのか、も尋ねてきてくれました。

ひとしきり会話をしたと思ったらさっさと上がってしまいました。早い!
ほんの短い交流ではありましたが、爽やかで人懐っこく地元愛のある少年たちに挨拶の基本を教えてもらうことができました。
挨拶に洋の東西は問いません。

少年たちの前途を祝します😃

山形県東根市より冠雪した霊峰月山を望む
11月14日撮影
2021/11/30