二歳の孫に手を引かれ

こんにちは。英語教室MAGICの綿貫りえ子です。
久々にmy grandsonの登場です。
先週半年ぶりに娘と孫(2歳2か月)が埼玉の我が家に泊まりに来ました。
孫は朝起きると私の部屋を開けに来ます。布団にいる私を確認すると、「テ!」と言って私の手を引き体を起こします。
そのまま廊下に出ると私のスリッパを「コーレ」、と指して履かせてから共に階段を降りる、というのが一日の始まりの日課でした。

娘婿が迎えに来て帰る時には別れを察したようで、「イコーイコー!」とソファーに座る私の手を取り玄関まで連れていき、「クーツ」と言って靴を指して履かせ、 一緒に来るよう促しました。(普段のお散歩に出かける時にはしません)
ちなみに私が山形から帰ると分かった時はダッコをせがみ、親にバイバイします。

幼児はたったこれだけの言葉と動作で人を動かしてしまうのですね。

ことばが不十分な分、知恵を絞って自分に出来る限りのことをやり、いわば全身全霊で思いを伝える姿勢には感動すら覚えます。

手を引く、手を取る、とは導くことや教えることにも通じます。

手を実際に取って教えるわけではありませんが、教える身としてはせめてその分やさしく心地よい手を差しのべて日々の指導にあたりたい、と思います。

2021/12/11