close-up

こんにちは。英語教室MAGICの綿貫りえ子です。

今日朝刊のテレビ番組表を見ていて、ちょっと気になったのがクローズアップ現代。

番組としてではなくて、クローズは本来クロースではないか、というところです。

確認したところ、案の定クロースアップが正しい言い方でした。
クローズアップではない、とわざわざ注意している辞書があるくらいなので、だいぶ根強い間違えなのですね。

スペリングは同じcloseですが、
クローズ(英語的にはクロウズ)と発音するのはは動詞で“閉める“という意味、
クロウスは形容詞“近い“と副詞の“近くに“、です。

close-up (形容詞または名詞) は、
間近に寄って大写しにされた(もの)、という意味なので“近い“という意味のない動詞ではないのが分かります。

副詞close up には“間近で“という意味があるので close-up はここから来ているものでしょう。

ちなみに動詞のclose up には次に置く名詞により、店を閉じる(たたむ)を始め色々な意味がありますので(しっかり閉じるイメージ)、興味がおありでしたらご確認ください。

ところで、もしクローズアップ現代に英語のタイトルを付けるとしたら、
The close-ups of today
なんかがいいかな、と思います。

2022/3/1